22/4/2 ひたちなか市 虎塚古墳。
国指定史跡 虎塚古墳の石室壁画公開を見学。
多くひとが見学されていた。
埋蔵文化財調査センター・歴史館で石室のレプリカは見れる。
しかし本物にはレプリカとは違うものを感じた。
1400年間の叫びか・・・。
以下はパンフレット参考に作成。
古墳はよく整備されていました。スミレが沢山咲いていました。

■古墳概略。  
前方後円墳。
全長 57m。
後円部径 33m・高さ6m。
前方部幅 39m・高さ 5m。
造られた時期・7世紀前半。
1973年・調査・石室を発見。
1974年・国史跡指定をうける。
少し離れた場所からみた古墳。

■副葬品。
成人男子?遺骸1体・
全長38cm漆塗小大刀・刀子・
毛抜形鉄製品 ・やりがんな・鉄鏃など。
■石室。
横穴式石室。
玄室の長さ3m・奥壁の幅1.5m 高さ(中央部) 1.4m。
東壁1枚・西壁2枚・天井3枚・床7枚の凝灰岩でつくられている。
■壁画。
玄門入口にベンガラ (酸化第二鉄) で連続三角文が赤く描かれている。
玄室は、ほぼ全面に白色粘土を下塗りした上にベンガラで文様が描かれている。
入場券。

■玄室内文様。
●奥壁。
三角文・環状文・武器(槍・大刀)・武具 (靭・鞆)。
環状文はコンパス状器具によりかかれた。
●東壁。
三角文・渦文・武具 (靭楯)・首飾り・馬具。
●西壁。
三角文・円文・弧線文・馬具。
●天井。
ベンガラで赤く彩色。
●床面。
ベンガラで赤く彩色。