20/12/5 ひたちなか市 正安寺法話
真宗大谷派。
正信偈・同朋新聞12月号参考。
正信偈について
住職さまのお話をきく。
■本文。
印度西天之論家
中夏日域之高僧
顕大聖興世正意
明如来本誓応機
■読み。
印度・西天の論家、
中夏・日域の高僧、
大聖興世の正意を顕わし、
如来の本誓ほんぜい、
機に応ぜることを明かす。
以下はhp制作者のメモ。
[■印度西天之論家 中夏日域之高僧
インドの龍樹大士・天親菩薩。
中国の曇鸞大師・道綽禅師・善導大師。
日本の源信僧都・源空上人。
7人の高僧は、
阿弥陀如来の本願により
与えられる念仏を
素直にいただいて生きることを
教えてくださった。
■顕大聖興世正意
本意をあらわし
釈尊がこの世に出られた目的は何か。
如来所以興出世
唯説弥陀本願海
釈尊が世に興出したのは、
阿弥陀如来の本願海を説くため。
釈尊は仏説無量寿経を説き、
阿弥陀如来の本願を私に教えた。
7高僧は私のために伝えてくれた。
■明如来本誓応機
阿弥陀如来の本願は
末世の私のためのものと
明らかにされた
阿弥陀如来の本誓、
機に応ぜることを明かす、
阿弥陀如来の本誓は
凡夫を何としても救いたいと
願われた阿弥陀仏の本願。
願いが成就しないときは、
仏にはならないと誓われた。
機は一人一人の人間のあり方、
一人一人の人間のはたらき。
凡夫は邪見・?慢の
悪衆生をもち生きている。
阿弥陀如来は、
そのような凡夫を
救わねばならないと願われる
機は本願の対象となる]