20/11/24 ひたちなか市 ひたちなか市の歴史。
常陸風土記を歩く。
蝦夷征伐と那珂台地の郷々。
佐野コミュニティーセンタ
鴨志田篤二先生。
[ ]はhp制作者メモ。
1■表紙。
前回の宿題。
■水戸少年刑務所が誘致された経緯。
■日立製作所勝田地区が
勝田に設立された経緯。
戦争のなか国策による。
■水郡線が敷設された経緯。
根本正の力による。
■藤内神社。
水戸市藤井町にある。
源義家が奥州平定の途中立ち寄った。
藤の枝を鞭にしたといわれる。
[常陸風土記蛇神伝説とも関係のある神社?]

2■水戸少年刑務所。
1880年・旧水戸藩の徒刑場を茨城県監獄本署とする。
1882年・全焼により水戸市北三の丸支署と併合。
その後、監獄本署・茨城監獄・
水戸監獄・水戸刑務所と改称。
1945年・現在地ひたちなか市市毛に移転。
その後水戸少年刑務所・水戸刑務所に改称。

3■常陸風土記。
奈良時代初期。
各地の産物・地理・地名の由来・
伝承などを記載。

4■蛇神伝説、後世に。
朝房山の蛇伝説。
[那賀郡
くれふし山の蛇
 茨城の里は、北に高い丘があり、
くれふしの山といふ。・・・]

5■常陸国内の郷と古代瓦。
■結城八幡瓦窯跡。
[奈良時代の結城廃寺の
屋根に使う瓦を生産した登窯の跡]
■新治廃寺。
[多くの古瓦が出土。文字瓦もある。
奈良時代の仏教文化を知る遺跡]
■原の寺瓦窯跡。
[ひたちなか市。
那珂郡衙に瓦を供給していた]
■茨城廃寺。
[石岡市にある古代寺院跡]
■中台廃寺。
■大津廃寺。
■井上廃寺。
■神野向廃寺。
6■律令政治。
■地方の役所。
国-郡-里(郷)。
役人組織。
国司-郡司-里長(郷長)。
里(郷)は50戸。

■曲金北遺跡。
[古代東海道。上層で
両脇に幅2〜3mの側溝を持つ
道幅9mの道路がを確認。
8〜10世紀頃の道路。
側溝から木簡が出土。
「常陸國鹿嶋郡…」など常陸に関する文字。
律令時代の東海道と推定]
■五畿七道。
五畿。大和・山城・摂津・河内・和泉。
七道。東海道・東山道・北陸道・
南海道・山陽道・西海道。

7■馬渡埴輪製作遺跡・原の寺窯跡。
■馬渡埴輪製作遺跡・5〜6世紀。
原料の粘土採掘・
形を作り焼き上げる場所・
製作者住居跡が遺跡。
■原の寺窯跡・8世紀。

8■鹿島神宮。
常陸風土記。
[香島郡 「霰ふる香島の国」
・・・軽野より南の一里と、
那賀の国造の領内である
寒田より北の五里とを引き裂いて、
この二つを合併し、
新たに神の郡を置いた。
そこに鎮座する天つ大神の社と、
坂戸の社と、沼尾の社の三つをあはせて、
香島の天の大神と称へた。
ここから郡の名が付いた。
国ぶりの言葉に、
「霰ふる香島の国」といふ。
・・・]
■鹿島神宮の直刀。
金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃。
■平成の大直刀づくり。
[鹿嶋の歴史に関係深い
古代の製鉄技術を再現、
21世紀の幕開け、
鹿嶋でのワールドカップ
開催を記念し実施された。
海岸で約1,100Kgの砂鉄を集める。
砂鉄から約150kgの鉄塊をつくる。
鉄の鍛錬・整形・焼き入れ・粗研摩・研磨して。
大直刀をつくる]
■ひたちなか市後谷津遺跡。
西向きの斜面を削り出した段の上に、
等高線と平行に設置された
横置きの箱型炉。

■比屋久内びゅくうち遺跡。
[鹿嶋市。
谷から吹き上げる風を利用。
平安時代後期。
半地下式構造の炉。
たたら製鉄遺跡]

9■鹿の子遺跡。
石岡市。
[奈良時代後期から平安時代前期。
蝦夷征討の軍事活動のため設置された。
武器製作をする兵站基地。
工房・竪穴式建物・掘立式建物の遺構・遺物]

10■多賀城。
宮城県多賀城市。
東北地方の政治・軍事の中心。
古代の城柵。
奈良時代から平安時代、
陸奥国府・鎮守府があった。
[城柵じょうさく。
中央政権が本州北東部征服の拠点とした施設。
官衙があり・柵戸がいて、
兵を駐屯させる場所]

11■多賀城碑。
[碑に記された建立年月日は
天平宝字6年12月1日。
京・蝦夷・常陸・下野・
靺鞨まつかつの国から
多賀城までの距離を記す。
多賀城の設置と修築について記す。
文字数は140ほど]

[■靺鞨は、
中国の隋唐時代に
中国東北部・沿海州に存在した
農耕漁労民族]