20/11/4 水戸市立博物館
ざんねんな鳥&茨城のいきもの展。
■ざんねんとは?
いきものの愛らしさ・
進化の不思議さ・
バラエティの豊かさを
ざんねんと表現。
1■鳥は恐竜から進化。
オルニトミムス類復元模型。
所蔵・神流町恐竜センター。
前足の羽は、
恐竜から鳥への進化の重要なカギ。
オルニトミムスは
1年かけて翼を生やすが飛べない。
■恐竜と鳥の似ているところ。
叉骨さこつがあること。
三本指なところ。
羽毛があること。
■カワラバト・キジバト。
所蔵・水戸市立博物館。
ハトはあおむけにされると動けない。
2■カワラバト。
身近でよく見かけるハト。
3■キジバト。
キジのメスの羽色に似たハト。
4■シジュウカラ。
所蔵・水戸市立博物館。
ネクタイのような胸の黒い線。
ネクタイの太いのがオス・
細いのがメス。
ネクタイが太いほどオスはモテる。
5■ダチョウ。
所蔵・国立科学博物館。
ダチョウは脳みそが目玉より小さい。
体重150kg・脳みそ40g。
6■タンチョウ。
赤い頭はハゲ。
つがいになると一生続く。
7■オウサマペンギン。
所蔵・国立科学博物館。
オウサマペンギンのひなは親よりも大きい。
親がヒナを
かいがいしく育てるのは2か月間。
ヒナはこの間に
どんどん大きくなる。
親よりも大きくなる。
8■アンデスイワドリ。
所蔵・国立科学博物館。
ヤンキーにみられがち。
ヤンキーのような頭は冠羽とよばれる。
9■フラミンゴ。
フラミンゴの身体が赤いのは
食べ物のせい。
10■ツメバケイ。
所蔵・国立科学博物館。
食べ物を胃とは別の内臓で腐らすのでくさい。
興奮するほどくさくなる。
11■コキンチョウ。
所蔵・国立科学博物館。
7色の羽をもつ。
しかしヒナの時は茶色。
ヒナの口の中は派手・エイリアンみたい。
12■インドクジャク
所蔵・国立科学博物館。
羽を広げるのはオス。
羽が長すぎて強風で転ぶ。
13■インドクジャク。
14■ワシゴイ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
水草の上をがにまたで素早く歩く。
15■アカハシカザリキヌバネドリ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
絹のように光輝く羽。
16■キジオライチョウ。
所蔵・国立科学博物館。
多くのメスは1羽のオスと結婚する。
おっぱいで結婚相手を選ぶ。
17■ハシプトガラス。・
所蔵・国立科学博物館。
身近なカラス。
18■ハシボソガラス。
所蔵・国立科学博物館。
濁った声のカラス。
19■ハシボソガラス。
所蔵・水戸市立博物館。
20■ミサゴ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
足には魚をとらえるための
トゲがある。
21■ミサゴ。
22■コンゴウインコ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
食生活が豊かで余裕が生まれる。
ひますぎてなぜか逆立ちをはじめる。
23■コアホウドリ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
アホウドリは
うんこを国にされた。
24■リン鉱石。
所蔵・水戸市立博物館。
アホウドリのフンが堆積してできた。
アホウドリが
何百年もサンゴ礁の上にうんこをした。
うんこがカチカチに固まった。
その大きさは東京ドーム450個分。
そこに人か住んでナウル共和国になった。
25■アマツバメ。
アマツバメは命がけで眠る。
足が短く翼が長いため、
地上から飛び立てない。
食事・睡眠を飛びながらおこなう。
空高く舞い上がり、
落下しながら眠る。
26■アオバト。
所蔵・水戸市立博物館。
アオバトはわざわざ海にやってきて、
おぼれる。
海水を飲む珍しいハト。
うなるような鳴き声から
魔王バトともよばれる。
27■ハシビロコウ。
ハシビロコウはひたすら待ちの姿勢。
28■シロハラエメラルドハチドリ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
つねに蜜をなめていないと餓死する。
空中で静止しながら花の蜜を吸う。
静止するために高速で羽を動かす。
29■オシドリ。
所蔵・水戸市立博物館。
鳥類のンカで最も夫婦仲がアッサリ。
オシドリの夫婦はじつは毎年相手が違う。
30■フキナガシフウチョウ。
所蔵・国立科学博物館。
頭のアンテナ(飾り羽)が特徴。
アンテナのせいでいろいろ不幸。
31■ニワトリ。
所蔵・水戸市立博物館。
つつきの強さによって順位がきまる。
弱いニワトリは鳴きたくても鳴けない。
世界中で200億羽以上が
飼育されている。
32■ニワトリ。
所蔵・水戸市立博物館。
33■ベニシュケイ。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
オスは求愛のため派手なエプロンを出す。
メスに気に入られるまでひたすら走る。
34■アオボウシマイコドリ。
所蔵・国立科学博物館。
マイコドリの仲間は求愛ダンスを踊る。
オスは彼女をつくるために、
10年間修行をする。
35■バン。
所蔵・ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
若鳥はヘルパーとして子育てに参加。
36■シチメンチョウ。
所蔵・国立科学博物館。
世界一高血圧な動物。
ギリギリで生きている。
いきもの血圧・最高値〜最低値mmHg
シチメンチョウ 400〜200
キリン260〜160
アヒル180〜134
カンガルー122〜79
ヒト120〜80
イヌ112〜56
ニジマス40〜32
トカゲ14〜10
シチメンチョウの顔色は
赤・青・紫などに変化する。
37■キツツキ。
所蔵・水戸市立博物館。
クチバシを打ち付けるのは様々な理由がある。
頭に、車が衝突したくらいの衝撃を受けている。
38■コウテイペンギン。
所蔵・国立科学博物館。
オスは2か月間、
足の上で卵を温め続ける。
何も食べず、寒さに耐えて
じっと卵を温め続ける。
■カカポ。
太りつぎて飛べなくなった。
ニュージーランドやその周辺には
100万年もの間
カカポの天敵がいなかった。
身体はおおきくなり
飛ぶための筋肉は減少。
脂肪が増えた。
オスが一カ所に集まり求愛し、
メスが相手を選ぶ。
■フラミンゴ。
片足立ちは水が冷たいから。
曲がった口ばしで藍藻をこしとって食べる。
■ドードー。
のんびり屋すぎて絶滅した。
森に集団をつくってくらしていた。
■オオアナツバメ。
巣はよだれ。
断崖のどうくつの中に
集団でたくさんの巣をつくる。
中国料理ツバメの巣の食材。
よだれはネバネバで
固まると白く透き通る。
■キーウィ。
キーウィは体重2キロでニワトリとおなじ。
卵のおおきさはニワトリの卵の7倍。
卵はむだにでかい。
くちばしの先に鼻のあながあり、
においで食べものをさがせる。
■モグラ。
穴を掘り続けないとうえ死にする。
トンネルの土を地上にすてて、
モグラ塚をつくる。
12時間何も食べないとうえ死にする。
ミミズ・昆虫をもとめて掘り続ける。
39■トビ。
所蔵・水戸市立博物館。
トビはハンターぽいけど
狩りが苦手。
死んだ動物・さかな・生ごみを食べる。
エサをめぐりカラスとけんかすることもある。
たいていトビがまける。
ピーヒョロロと鳴きながら、
輪をえがいて飛ぶ。
40■トビ。
41■ヒカリモ。
所蔵・水戸市立博物館。
栄養塩を与えると光りやすい。
JR常磐線ぞいの洞窟は
日本有数のヒカリモの生息地。
42■アメリカザリガニ。
所蔵・水戸市立博物館。
大正時代に食用ガエルのエサとして
日本に持ち込まれた。
オスが出会うと激しく威嚇しあう。
自分が最強と思い込みすぎて
つり上げられる。
43■クサガメ。
所蔵・水戸市立博物館。
危険を感じるとくさい臭いをだす。
ニホンイシガメ。
日本固有種で、
山ろくの水田・沼・川にすむ。
カメはお尻から水を取り入れて、
その空気を補助的に
呼吸に使うことができる。
44■ボラ。
からだは丸太状。
泥の中のエサを食べる。
ボラはときどき
ボートレースをだいなしにする。
ボラは汽水域に生息する。
いきなり水面をジャンプするクセがある。
ボートレース場でジャンプし
選手にけがをさせることもある。
■オオバコ。
オオバコはふまれフェチ。
動物にタネをくっつけて子孫をふやす。
そのため動物に
踏まれやすいところに生息する。
葉やタネはせき止めのくすりになる。
45■トウキョウサンショウウオ。
所蔵・水戸市立博物館。
水戸市森林公園に生息する。
子どもは外鰓がとよばれる
エラがついてる。
ウーパールーパーに似ている。
子どもは共食いを繰り返す。
口がどんどん大きくなる。
46■イノシシ。
所蔵・水戸市立博物館。
子どもはウリボウとよばれる。
縦じまが特ちょう。
47■イノシシ。
所蔵・水戸市立博物館。
運動神経はバツグン。
慎重派。
イノシシは
1.2mの垂直とびができるが
60cmのカベをこえられない。
イノシシが家畜化してブタになった。
48■コイ。
所蔵・水戸市立博物館。
雑食性で、
口に入るものは何でも食べる。
水底の泥と一緒にエサを
一気にのみこむ。
千波湖のコイは
鳥のうんこが大好き。
■セイタカアワダチソウ。
虫によって受粉する。
花粉は風で飛ばない。
見た目のせいで花粉症原因の
ぬれぎぬをきせられた。
■ブタクサ。
秋の花粉症の主なアレルゲン。
■ヒメムカシヨモギ。
8月から花粉が飛散。
秋の花粉症の原因のひとつ。
49■ハクセキレイ。
所蔵・水戸市立博物館。
水戸市の鳥として平成3年に制定。
長い尾羽を上下に振りながら
トコトコと歩く。
ハクセキレイが水戸に
住むようになったのは約50年前。
水戸では新入りの鳥。
50■水戸市の花。
ハギ。
市内の野山に自生。
偕楽園にも開設当初から
植えられていた。
秋の七草のひとつ。
51■水戸市の木。
ウメ。
偕楽園には約3,000本・100種が
植えられている。
50■妖怪 アマビエ。
新型コロナウイルスが
流行している現在、
全国で大活躍、大注目の妖怪さま。