20/10/4 那珂市 県民の森 自然体験ツアー。
秋の森を歩きましょう。
阿萬三司先生
1コウヤボウキ。
樹木と草をわけるポイントは形成層の有無。
コウヤボウキは草に近い。が、
形成層があるので樹木。

2ニワウルシ。
葉は奇数羽状複葉・互生。

3センボンヤリ。
秋は閉鎖花・羽状に中裂する。
春は開放花・他の花粉を受粉。
秋は閉鎖花・確実に自家受粉。
4クヌギ。
炭を作っていた時は、
里山のクヌギは細いうちに伐採。
伐採後ひこばえから成長した。
今はクヌギ・コナラは木が大きくなった。
里山の景観が変わった。

5オケラ。

6メタセコイア。
落葉樹で針葉樹。
似た名前のセコイアは高さが100m以上のものがある。

7キバナアキギリ。

8ヌスビトハギ。
9ユウガギク。

10モミジバフウ。

11ユウガギク。

12ノコンギク。
[ユウガギクの葉は触るとノコンギクの葉とくらべやわらかい。
ノコンギクは葉がザラザラとした感じ]

13ナガバナコウヤボウキ。

14オミナエシ。

15ギンリョウソウ。

16アキノウナギツカミ。
葉の柄は茎を抱く。
ヤノネグサは似ているが
葉の柄は茎を抱かない。
アキノウナギツカミとヤノネグサは同じ場所にあった。

17ヤノネグサ。
18ガマズミ。
ガマズミの実は何故赤い?
鳥に赤は目立つ。
鳥は飛ぶために体を軽くする。
食べきれない実を糞として排出。
糞として排出された実から木が育つ。

■ここまでで自然体験ツアーは終わり。
19コマツナギ。

20ヤマツツジ。
ヤマツツジが他にも結構咲いていた。

21ハギ。

22

23ツリガネニンジン。

24ヤマハギ。



■生物と無生物を分ける。
■生物とは。
外界と細胞膜で仕切られている。
代謝・物質やエネルギーの流れを行う。
自分の複製を作る。
コロナウィルスは
外界と細胞膜で仕切られていない。
という。
しかしコロナウィルスを
非細胞性生物・
生物存在
というひともいる。

■ウイルス
他の生物の細胞を利用して
自己を複製させる。
極微小な感染性の構造体。
細胞の1/100〜1/1000。
タンパク質の殻と
その中に入っている核酸からなる。

■生物の分類。
■アリストテレス。
動くか動かないか。
動物と植物に分ける。
■リンネ・二界説。
植物界・動物界。
■ヘッケル・三界説。
植物界・動物界・原生生物界。
■ウース・五界説。
植物界・動物界・菌界・原生生物界・モネラ界。
■ウース・六界説。
植物界・動物界・菌界・原生生物界・真正細菌界・古細菌界。

■数。
■植物。30万種。
日本は0.6万種。
■動物。130万種。
日本は5万種。
■菌類。既知8万種。
推定で150万種。
■原生生物。8万種。
推定で100万種以上。
■真正細菌と古細菌。0.6万種。

■植物と二酸化炭素。
■空気。
窒素78%・酸素21%・
二酸化炭素0.04%。
■植物は二酸化炭素を吸収し酸素をつくる。
人は呼吸で酸素を吸収・
1日で約1kgの二酸化炭素を排出。
全人類の人口を77億人とすると、
1年間に全人類が吐き出す
二酸化炭素量は約28億トン。
■大気中の二酸化炭素は増加中。
石油・石炭の消費拡大。
2018年排出量365億トン。

■生態系。
■生産者・植物。
二酸化炭素の消費。
光合成で有機物をつくる。
■消費者。動物。
食物連鎖。
■分解者・微生物・昆虫など。
腐食連鎖。

■植物界・動物界・菌界・・・。
どのようにしてつくられたのか。
だれがつくったのか。
不可思議な世界だ。
人だけを考えても
うまれたら
呼吸をするし
心臓は動いてくれているし
自分の意思とは関係なくはたらいてくれる。
目や耳や歯などなど
どれが欠けても大変。
仏さまや神さまがいないと説明できない。
何でも知っているような
わかったようなことを
いっている場合ではない。
何もわからないといったほうがよい。
生かされているいのち・
限りあるいのちを感じる。