20/9/25 那珂市本米崎 
上宮寺定例法座 真宗本願寺派。
平野俊興師。
千葉県 中原寺前住職。
[ ]はhp制作者メモ。
■ご讃題。
[以下のご讃題に聞こえた。
現代語訳ではなされた]
西方寂静無為の楽は、
畢竟逍遥して有無を離れたり。
大悲、
心に薫じて法界に遊ぶ。
分身して物を利すること
等しくして殊なることなし。
帰去来、
魔郷には停まるべからず。
曠劫よりこのかた
六道に流転して、
ことごとくみな経たり。
到るところに余の楽しみなし。
ただ愁歎の声を聞く。
この生平を畢へてのち、
かの涅槃の城に入らん。
と。
[顕浄土真仏土文類 五
曇鸞大師の釈七文
報身土の意義を明かす
「定善義」]
[西方浄土は煩悩を滅し尽した
さとりの世界。
とらわれを離れ、
はからいがない。
・・・
さあ帰ろう、
迷いの世界にとどまるべきではない。
・・・
一生を終えた後には、
さとりの浄土に往こう]

■お彼岸。
今日9/25はお彼岸最後の日。
[秋のお彼岸は
秋分の日を中心に前後3日間。
秋分の日は9月22日。
お彼岸は9月19日〜25日]
お彼岸は日本独自もの。
インド・中国にない。
■大乗仏教は日本で花開いた。
■最近の傾向。
目先の事だけ考えることが多い。
深く考えることが少ない。
ひとは深く考えた時に成長する。
目にはみえないものを考える世界。
世間は比較の世界。
一日一日過ぎていく中で
ひとは育てられていく。
■全て知っているというひとは
傲慢な世界に生きているひと。
未熟なのに、
仏法の悟りをしったと誇る
増上慢のひともいる。
■仏は釈尊からはじまる。
釈尊の教えは
ずっと前の世界から。
この世界は魔郷といっている。
[魔障のある世界。
生死の迷いの世界。
娑婆を指す]
■釈尊の生涯。
釈尊はルンピニーで生まれた。
老いはみない・
病はみない・
死はみないように育てられた。
29才の時思い立った。
だまされていたことを知った。
王子として育てられた。
不自由なく生活。
だまされていた。
洗脳されていたことに気づいた。
目覚めた。
城の4つの門でみた。
老いた人・病の人・死んだ人・
修行者に出会う。
洗脳されていたことをしる。
■自分。
比較の世界。
あたえられたいのち。
つながっていた
生き合っている世界
十方衆生

人間だけの世界
■お寺は聞法を説くところ。
稲城選恵和上?は
お寺は聞法をする場所といっている。

■親鸞聖人は
関東の弟子に手紙をだしている。
御同朋といっている。
阿弥陀様から同じ願いをかけられている。
親鸞も弟子も同じ。
そう考えないと
御同朋ということばにはならない。
■めずらしい話を
しているわけではない。
如来の教えを伝えているだけ。
拝まれている私。
魔郷
助けてくれる
洗脳されている。
釈迦は
洗脳されたことに気づいた。
■出家。
出家は大事なこと。
老病死は
本当の世界ではない
逃げたのではない
目線を変えた。
■海で砂で何かをつくる。
波で崩れる。
自分の家・崩れない。
はてしなし。
■今回のコロナ
震災
禍ではない。
■釈尊
目覚める
無常
砂浜に造ったものが
波で崩れることはあたりまえ。
真の安らぎ
ひとつの覚悟
■出家。
覚悟が必要。
ひじょうのことば
常人の耳にはいらず
おさとりの世界をきく
ぼけっと生きている
自分のこころの
お浄土
本当の世界は
・・・・
[途中で退席する]
?
■掲示板のことば。
思うこと
一つかなえば
また一つ


願い(思い)がかなった
「ああうれしい」
思った心は長続きせず
すぐに「あたりまえ」となり
また次のものを求めていきます
不満なこころで
生きています
本当に求めて
いるものは
何でしょうか
お念仏は
一切の志願を
満てたもう
と示しています
聞法しましょう
前住職