20/01/12 茨城県民の森 自然体験ツアー 森を歩いて野鳥や植物を探そう!
林先生。
●杉の木。
谷に近い位置の杉の木は元気がよい。
高い位置に植えた杉の木の育ちが悪い。
杉の木の先端に伸びた一本の木があればその杉の木は成長する。
●伏流
谷の低いところに水は見えなくても
石のした水が流れている場合がある。
●カラスの種類
ハシブトガラス
「カァー」と澄んだ声で鳴く。山のカラス。
ハシボソガラス
「ガァー」とガラガラ声で鳴く。街のカラス。
●松はマツノザイセンチューなどの害虫によって枯れてしまった。
今は面影がない。
県民の森の松は全滅。
一部マツノザイセンチューが食べない?**松のみ残っている。
●昭和43年に県民の森となる。
その後、自然環境の変化・多くの利用者・温暖化などのせいか。
樹木は疲れてしまったのか。
かつての緑豊かな里山の面影はなくなってきている。
●樹木が無くなってしまうと鳥はこない。
鳥には隠れ場所が必要。
樹木がないと困る。
●ヒコバエ
コナラの葉は落葉する。
コナラの下の方に葉が落ちないで残っているものがある。
これはヒコバエによるもの。
新しい木は落葉せずに残っている場合がある。
01コウヤボウキ
県民の森に以前はかなり多くあった。

02トチノキ
トチノキは水が必要。
写真のトチノキは高い場所に植えたので育たない。
成長の遅いのが幸いし、低い位置で芽を確認できる。
芽は寒さから我が身を守るため油をだす。

●メタセコイア
メタセコイアはスギ科の落葉性の針葉樹。
生きた化石として有名。
発見したのは三木茂博士。
三木博士は、粘土層から新種の植物遺体・化石を発見。
メタセコイアと命名。
その後メタセコイアの生存木が中国で発見された。
化石が生きていたと世界的ニュースになる。
中国で見つかったメタセコイアから米国で繁殖。
戦後間もなく、苗木がアメリカから昭和天皇に献上される。
その後、アメリカよりより苗木が届けられた。
日本の各地に植えられた。
03イヌザクラ
イヌザクラは甘い蜜でアリをよぶ。
アリはアブラムシを食べる。
イヌザクラはアブラムシが苦手。
アリに助けてもらう。

●ホウノキは一気に落葉する。
落葉時大きな音がする。
●常緑樹。1年以上葉をつける。最大7〜8年?
●落葉樹。毎年落葉する。
ヤマコウバシは微妙。落葉樹。
●針葉樹。葉が線状。先はとがる。
スギは紅葉するが落葉しない。
メタセコイヤは紅葉し落葉する。
葉は光合成の生産性が劣化すると樹木は自ら葉を落とす。
●自宅の庭に**鳥がきてくれる。
甘い水をおいておくとやってきては飲む。
みていると飲む順番がきまっている。
最初にオス。次にメス。
順番待ちをして飲んで飛んでいく。
時々若い鳥がやってきて順番を乱す場合もある。
●日本の野草。
日本の野草の蜜などを食べてチョウなどは生きている。
最近、開花時期などずれたり、
または日本の野草が減ったりしている。
チョウなどにとっては死活問題となる。
外来の花が好まれる場合もある。
チョウなどには外来の花より日本の野草が大事。
●もう少しで80才。
年をとるとあるとき急に筋肉量がおちる。
運動をして筋肉をつけることが必要。
毎日歩いている。
1時間に4kmの速さで歩く。
1時間歩くと疲れる。
一日に1時間歩くことを3回やっている。
いろいろ調子の悪いところか治ってきた。