19/10/19 ひたちなか市民大学
「マヤ文明−中米で栄えた石器の都市文明」
第7回「マヤ文字−どのように解読されたのか」
長谷川悦夫先生。
[本講座は欠席。以下は当日の資料より作成]
■どのように古代文字の解読がなされたのか?
解読の条件。
どのような言語で書かれているかわかっている。
バイリンガルテキストがある。
■マヤ文字がマヤ語で書かれている
ことは分かっていた。
どの方言かは不明だった。
すでに読み方が分かっている文字があった。
数字・暦に使われている文字・方角をあらわす文字。
ランダのアルファベットがあった。
解読の条件がそろっているようにみえた。
しかし、解読は進まなかった。
1970年代に2つのことが分かった。
プロスコリアが生誕の文字・即位の文字を同定。
ベルリンが紋章文字をみつける。
■文字とは何か?
文字と絵の違い。文字の定義。
絵文字は真の文字ではない。
文字は音声にすることができる。
読み方を知っていれば
音声メッセージを再現できる。
■文字の種類。
韓国語・同じ記号が繰り返される。
中国語・記号の種類が多い。
日本語は韓国語と中国語の中間?
文字
表意文字(表語文字)
表音文字(表音節文字と音素文字)
日本語は、
表意文字(漢字)と表音文字(かな)
の混合表記。
文字の進化論。
ヨーロッパ中心主義的な見方。
文字は表意的であり表音的でもある。
日本語の表記法は例外的ではない。
■クノロゾフの音声的アプローチ。
[クノロゾフは
マヤ文字の表音文字としての
解読方法を確立したひと?]
ランダのアルファベットの正体、
なぜ解読が遅々として進まなかったか?
表意文字それとも表音文字?
マヤ文字の種類はどのくらいあるのか?
パリ絵文書のテキストと絵。
シンハーモニーの原則。
解読の手順。
■ピエドラス・ネグラスの石碑3
長期暦・260日暦・365日暦。
■音節文字表[図省略]
■ランダのアルファベット[図省略]
■ピエドラス・ネグラス 石碑3[図省略]