19/9/22 語り継ぐ戦争体験。 水戸中央教会。 水戸市大町。
■水戸空襲を知っていますか?
玉川里子先生。
1945年8月2日午前0時31分から約1時間45分間空襲を受けた。
米軍のB29による焼夷弾爆撃。
マリアナ基地を飛び立ったB29。
160機が水戸にくる。
空襲で水戸市街のほとんどは焦土化。
水戸が空襲の目標に選ばれた理由。
常磐線の輸送上の基地だった。
工場労働力の供給源だった。
[家の花 クンシラン]

■東京大空襲DVD
■東京大空襲を忘れない。
西尾静子先生。
東京は何度も空襲をうけている。
1945年3月10日未明のB29、300機による焼夷弾爆撃。
10万人以上が犠牲となった。
6才だった西尾先生。深川に住んでいた。
深川で被災し、母親と近くの高校の地下室に逃げて助かった。
悲惨な光景を目にした。
忘れられない。
橋を渡ろうとしたとき、橋げたに亡くなった人が沢山。
水面が見えなかった。
■玉川里子先生と西尾静子先生の対談。
■懇談。
現在も戦いのにおいがする。
西尾先生は「キナ臭いで無く、今は黒煙が出ている状況」といっていた。
戦争のはなしをきくと、皆が「戦争はしてはいけない」という。
でも、現在でも自分の欲を満足させるため戦うひとがいる。
皆がなかよくけんかをしない世の中にはならないものか。
懇談は美味しいケーキと美味しいコーヒーをいただいて。
楽しく教会のかたかだとお話できた。楽しかった。
90才の海軍で飛行機にのっていたかた。
その後シベリアの抑留を体験されたとのこと。
「現在人を殺したら殺人犯として処分される。
戦争では、人を殺せは勲章をもらえる。
ひとの善悪の判断がまったく逆になる」
教会のかたのはなし。
「浄土真宗とキリスト教では目指しているものは近い。隣人愛」
皆が愛しあえば戦争はなくなる。
しかし、人間の持っていて消せない欲が戦争をおこす。
ひとの歴史は戦いの連続だ。
なんとかならないものか。
西尾先生「歴史から学ばないものは滅びる。この言葉に尽きる」
多くの方にいろいろ教えてもらいました。
ありがとうございました。