19/6/13 常陸太田市 青蓮寺七歩の会 真宗本願寺派。 
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えらばず きらわず みすてず
第3回 釈尊
■修行。
シッダールダは29才で出家。
深夜に城を抜け出す。
7日後マガダ国の首都王舎城を訪れる。
■王舎城おうしゃじょう。
王舎城はカルデラ地帯にあった。
周りは外輪山に囲まれていた。
外輪山のひとつに霊鷲山があった。
■霊鷲山りょうじゅせん
霊鷲山は釈尊が滞在し説法した地。
この地の岩が鷲の形にみえる。
山頂は100人くらい座れる。
山頂から少し下に阿難・舎利佛・目連などが住んだ岩穴がある。
■仙人にあう。
●アーラーラ仙人を訪ねる。
●ウッダカ仙人を訪ねる。
得るものはあったが満足できなかった。
■六師外道。
シッダールダが出家したころ。
ヒンドゥー教が主流?カースト制度。
その中でインドには多くのことが考えられていた。
思想家も多かった。
仏教もそのひとつだった。
[当時は混迷した時代だったか? 
真宗も混迷した時代の新興宗教]
六師外道といわれるひとがいる。
●プーラナ・カッサパ。道徳否定論。
●パクダ・カッチャーヤナ。七要素説。
●マッカリ・ゴーサーラ。宿命論。
●アジタ・ケーサカンバリン。唯物論。
●サンジャヤ。懐疑論。
●ニガンタ・ナータプッタ。ジャイナ教。
■苦行と5比丘。
シッダールダはウルベーラーの林にはいる。
父親は心配し5人を同行させた。
シッダールダは、6年間苦行を行う。
一日に一粒のごまや米で過ごすこともあった。
シッダールダの身体は黒色となり、骨と皮のみとなった。
偉大な人物の持つ32面相は隠れてしまった。
■苦行を捨てる。
シッダールダは苦行によりさとりは得られなかった。
極端な苦行はよくないと考えた。
苦行を放棄した。
近くの川で沐浴。
近くに住む若い女性スジャータから乳粥をもらう。
父親が同行させた5人は、シッダールダを堕落者と考え去っていった。
■降魔。
シッダールダは菩提樹の下に座った。
悪魔がシッダールダのこころを乱そうと試みる。
悪魔とは、欲望・嫌悪・飢渇・妄執・睡眠・恐怖・疑惑・強情・名利・名誉など。
■成道35才。
シッダールダは、禅定や苦行による欲望の死滅でなく、
現実に対する正しい認識・智慧によって煩悩・悪魔を根底から滅した。
快楽や苦行を超えたあり方「非苦非楽中道」という。
中道という考えを悟った。ブッタ・釈尊になった。
悟りの後、7日間悟りの楽しみを味わった。
その後28日間悟りを人々に伝えるべきかを考えた。
結果、人々には理解できないので伝えることをやめることにした。
■梵天勧請。
ヒンドゥー教の最高神は梵天。
梵天はブッタにいった。
「願わくは甘露の門を開け。無垢なるものも悟った法を聞け」
梵天勧請によりブッタは人々に説法する。
■ヒンドゥー教の最高神梵天にブッタの教えを説くことを願わせた。
ここに仏教徒の意図がある。
インドにおける布教公認の願い。
梵天より上に立ち、梵天に代わって世の崇拝をうける。
■[話をきいているうちにインドにいきたくなった]