18/12/9 那珂市 植物園であったネパールからきたひとのはなし。
ネパールから来た人は日本に10年くらい住んでいる。
おくさんは日本人。
日本でネパールの商品を売っている。
いままで何度かあっている。
今回、2時間くらい話をした。
●日本に来て、最初アルバイトをした。
食事などを出す店でアルバイト。
ことばがわからずに失敗があった。
接客うまくいかない。
次に、皿洗いをした。
一日中皿洗い 
自分の目指すものから離れていくと感じた。
●ネパールから商品をもってきて日本でうることを考えた。
売ってくれる人を探す。
自分で店舗をもつ。
店舗は人をやとい売ってもらうことにした。
売れない。赤字。
赤字を埋めるためアルバイトをした。
アルバイトのお金はすぐになくなる。
そのようなことを半年以上やった。
●アルバイトのこと。
自給だった。
社長に恩返しの意味で
少し早めに15分くらいタダではたらいた。
毎日。
玉ねぎをきる仕事。一生懸命に切った。
少しでも多く切ろうとした。
時間をすごせばよいというのではなく、1時間にいくら切れるか。
充実した時間を過ごしたかった。楽しかった。
そのようなことをしていたら社長と仲良くなれた。
●市でのこと。
朝市。店の準備朝の5時くらいからやる。
早起きは三文の得の言葉を実行した。
朝2時くらいにいき準備した。
そしたらよいことがあった。
後から来る店を出す人にあいさつができた。話ができた。
寒いとき店を出す人に「何を売ってるの」ときかれた。
手袋・帽子がうれた。
その買ってくれたひとの店のお客も手袋・帽子を買ってくれた。
商売としてうまくいった。
●心の面で何か役に立つこと、よいことをしたいと考えた。
年配の方で店を出す人がいる。
店の準備を手伝うようにした。とても気持ちがよかった。
これは、むかしにお釈迦さまのはなしを読んだことを思い出したことがきっかけ。
貧しくていつも愚痴を言っている人がいた。
お釈迦様が来られるというので、なぜ貧しいのかをきこうとした。
お釈迦様が来られた時に質問した。
私はなぜ貧乏なのかときいた。
お釈迦様はひとに施しをあげないからといった。
貧乏な私が施しなどできないといった。
お釈迦様は、あなたの笑顔、
明るい挨拶が施しなのです。といった。
お金・物ではなくとも、相手の人が気持ちよくなれることをすることが施しになります。
●商売の事。
ネパールから物を仕入れて自分で売る。売ってくれる人に卸す。ことをしている。
商品はネパールの中で貧しい人が作るものを売っている。
商品の品質もバラバラ。粗悪品もある。
良いものをつくるようにお願いしてもできない。
貧しい人を何とか援助したいと考えている。
貧しい人のつくったものを一括して買う。
売れない場合は、自分の責任。
売ってくれるひともすこしずつ増えている。
●日本に来て何をするか漠然としていた。
今は、ネパールの貧しい人の助けのため働いている。
ひとはお金の欲・物の欲は限りがない。
ネパールの貧しい人にとって、
私がある程度の量の商品を買いお金を払う。
貧しい人は助かる。
お金持ちにとっては少ないお金でも
貧しい人にとっては大切なお金。
ネパールで高価な商品を扱う人がいる。
商品の品質も良い。
しかし、わたしはそれには興味がない。
貧しい人を助けたい。貧しい人の作るものを売りたい。
●B型肝炎で苦しんでいるネパールの人がいる。
20人の患者さんの支援・1年分の医療費を支援している。
自分は食べなくとも責任をもってやっていく。
日本のNPOから50人の支援をしたいがら窓口になるよう依頼された。
断った。NPOは寄付でやっている。
いつまで寄付が続くかわからない。寄付が無くなった時に困る。
今自分で責任をもってできるのは20人。
今の自分では50人の責任はとれない。
●今、やりたいのは店舗でものをうるのでなく。
外で知らない人とであい話をすること。
多くのことを学べる。
●1日、1日を充実して生活したい。
ポジティブに物事を考えてやっている。
良いと思ったことは体を動かして実行する。
今、充実した日々を送っている。
毎日が楽しい。身体は疲れる時もある。が、気持ちが楽。
ネパールの貧しいひとの役に立ちたい。