18/12/1 東海村 とうかいまるごと博物館ゼミナール 東海村の化石からわかること。
菊池芳文先生。
●46億年前に地球ができた。
新生代・中生代・古生代・カンブリア紀・・・
時代区分は、生物によって分けた区分。
●ビカリア。巻き貝。
1500万年 熱帯地方。
日本各地の新生代の始新統から中新統。
熱帯や亜熱帯のマングローブ林を伴う汽水から海水域に生息した。
化石をみつけることにより、年代・温度などいろいろと想像できる。
●恐竜絶滅。
恐竜は中生代の三畳紀、ジュラ紀、白亜紀にかけて大繁栄した。
恐竜絶滅の原因は、6500万年前の巨大隕石。
メキシコに、直径10kmの隕石が衝突した。
アンモナイトの化石を調べると年代がわかる。
●新川層は、800万年前? 新生代新第三紀中新世に海の底で堆積した。
日本列島隆起・420mくらい持ち上がった。
村松層は、400万年前?
鮮新世から第四紀更新世。海の底で堆積した。
●1600万年前。
本州中部にマングローブ林。この頃の日本列島は亜熱帯。
●古生物学。
化石とは 1万年前以上前。
古い生物・石でなくてもよい・1万年の時間が必要。
●考古学。
1万年前より新しい。遺物・遺体。
●化石の区分。
大型化石・微化石=小型化石。
●化石の種類。
体化石・印象化石・生痕化石・化学化石。
●分類学。
学名の表記。二名法 属名+種小名。
1758年発行「自然の体系」で確立。
分類体系。
ドメイン・界・門・綱・目・科・属・種
表記例
[アカガイ] 界 動物界・門 軟体動物門・綱 二枚貝綱・目 フネガイ目・
科 フネガイ科・属 アカガイ属 Anadara ・種 broughtonii
学名 Anadara broughtonii (Schrenck,1867)
学名はラテン語もしくはラテン語化した用語を使用。
属・種名はイタリック表記。
●ネットで調べるよりも、図鑑を見て調べると広く知識を得ることができる。
その知識があとで何かと役立つ。
●ダイフクブンブクウニ。
チャガマモドキ化石。南米から日本に流れ着いた?
●対象とする化石と近縁の現生動植物の知識、解剖学的知識、流体力学的知識、
化学的知識など広範囲の知識と情報により過去の出きごとがわかる。
●気温は変動する。
現在温度より1度あがると平安時代と同じ。
3度上がると縄文時代と同じ。
地球科学は将来を予測できる。
●生物の大絶滅事件。
中生代白亜紀 6500万年前頃 75%絶滅
中生代三畳紀 2億年前頃 35%絶滅
古生代ペルム紀 2億5000万年前頃 90%絶滅
古生代デボン紀 3億5000万年前頃 70%絶滅
古生代オルドビス紀 4億4000万年前頃 70%絶滅
●地球カレンダー。
地球が誕生してから46億年。
地球の誕生からの期間を1年とすると。
恐竜と哺乳類の登場は12月13日ころ。
ホモサピエンスの登場は、12月31日午後11時37分頃。