18/11/29 常陸大宮市石沢 常弘寺報恩講 真宗本願寺派。

■11:00 法話
ひたちなか市館山 常教寺 藤本師による法話。
●親鸞聖人御消息。
往生を不定におぼしめさんひとは、
・・・・世のなか安穏なれ、仏法ひろまれとおぼしめすべしとぞ・・・。
●親鸞聖人の命日の法要である報恩講はお寺では大変に大事なこと。
今年は、親鸞聖人757回忌。親鸞聖人は念仏の教えを伝えて下さった。
●念仏とはなにか。
仏からよばれている。それが口からでてくる南無阿弥陀仏。
仏の尊さによる。仏に念仏を称えさせてくれている。南無阿弥陀仏。
●人のいのちについて。
私たちの命の長さはどのくらいあるか。
私たちのいのちは、多くの生き物にに支えられている。
生き物のいのちをいただいている。
私がいる。私が存在するには両親がいる。
両親がいるには、その両親がいた。
そのように考えると、私が今いるには多くのひとの命が必要だった。
地球は45億年。宇宙は137億年。ひとが存在するためには多くの命があった。
人の命はご縁によって生かされている。
●一般には人が亡くなることを死去という。
真宗では死去でなく往生という。
生きて往く。仏になる。死んでも終わることのないいのち。
極楽浄土にいきまたシャバに戻って現世の人を助ける。
ひとは亡くなってゴミになるのではない。
●ひとはすぐに忘れてしまう。
今年の夏は猛暑だったが、もう忘れかけている。
豪雨にしてもテレビでやっていることは、しょせんテレビの話として考える。
被災者の側にたって寄り添うことは難しい。
●自分の命も同じようなものといえる。
とても大切な、一番ら大切な命だが、生きていることは当たり前。
暮らしの中ではいきていることはあたりまえで、身近に思えない。
いのちに関する問題が近づいてくると本気になる。
身に危険が伝わってこないと真剣に自分の事として考えられない。
身近になれば見方が変わってくる。本気になる。
このような私を仏にしてくれるという願をかけて下さるのが阿弥陀様。南無阿弥陀仏。
●御文章 聖人一流の章
聖人一流の御勧化の・・・・あなかしこ。
■お斎をいただく。
■13:00 お勤め。
三奉請
表白
正信偈
弥陀成仏和讃
■御御堂前の階段をおりて山門にいき、御御堂を見上げる。
紅葉がきれいだった。秋に何度か訪れている。いつもきれいだ。素晴らしい。
■法話の前で30分くらい御門徒のかたと話をした。
今は、整備されたお寺になっている。が、戦後何かと大変だった云々。
と言われていた。熱心な御門徒さまとお寺のかたとのご努力と感じた次第です。
いろいろと教えていただきありがとうございました。南無阿弥陀仏。
駐車場。

山門。







鐘楼。

御御堂。