18/11/17 東海村 とうかいまるごと博物館ゼミナール 
東海村の地質について。
二階堂章信先生。
テキスト 東海村の自然誌U < >はhp制作者メモ>
■東海村を流れた水中火砕流。
1000万年前の東海村。<地質時代では若い新世代新第三紀中新世>
東海村は海の底300mのところにあった。
シルトが流れ込んでシルト層を堆積していた。
その時期に、多量の水中火砕流が流れてきた。
水中火砕流の発生元は不明。
西側から流れており、
火砕流の発生元は常陸大宮市山方町あたりと推定。
水中火砕流はシルト層を削りながら進んだ。
東海村須和間霊園に水中火砕流跡を確認できる。
ひたちなか市にも水中火砕流の流れた跡が確認できる。
日立市河原子町小貝ケ浜・常陸太田市にも
水中火砕流の流れた跡が確認できる。
虎塚古墳近く十五郎遺跡横穴群は
水中火砕流堆積物の硬い軽石凝灰岩層をくりぬいた穴々。
<地質時代では最近といわれる1000万年前。
東海村は海の底にあった。
火山活動が活発に行われていた。地震は多発。
その後東海村が地上に現れた。
そのような時代が、それほど遠くない時代にあった。
水中火砕流のあとが教えてくれている>