18/10/26 水戸市 映画 純愛。 
茨城県日中友好協会・水戸市日中友好協会の主催。
■主催者あいさつ
●今日の映画は、満州に渡ったひとのはなし。
●水戸市内原には、
満蒙開拓青少年義勇軍の訓練所があった。
多くの若者が、訓練を終え満州に渡った。
●本日10/26、中国を訪問中の安倍首相は、
李克強首相、習近平国家主席と会談している。

■映画
終戦により満州から日本に帰ろうとした人の話。
1945年.戦争が終わった。
満州には多くの満蒙開拓の日本人がいた。
敗戦により帰国しようとした。
山の中に入り逃避行を続けた人たちがいた。
山中で夫婦が皆と別れてしまった。
夫婦は食べものを盗むため中国人の家に入る。
そこには、目の見えない老母と息子が住んでいた。
老母は夫婦に慈悲の心で接してくれた。
食べものと眠れる場所を提供してくれた。
夫婦は、自分たちは「姉と弟です」とウソをいった。
夫婦は元気になってきた。
夫婦は村の人に見つかった。
村の人は日本人にひどい目にあわされたことがあり恨みを持っていた。
夫婦は村の人に囲まれ石を投げられ殺されそうになる。
老母は夫婦のために村の人を説得してくれた。
夫婦は助かった。
息子も2人の夫婦に馴染んでくれた。
生活も安定したころに夫婦は日本に帰ろうと考える。
老母と息子には黙って帰ろうとする。
近くを通る列車に飛び乗る。
妻は乗ることに失敗する。
夫婦は別れ離れになる。
妻は中国人の家に暮らすことになる。
老母のすすめもあり妻は息子の妻となる。
子どもが生まれる。日本の夫のこどもだった。
何年かたった。
日本の夫が突然に表れる。
妻は中国に残る。

■感想。
●終戦後に中国に残されたこどもが多くいた。
ということを知っていた。
中国の人に助けられ育てられたともきく。
中国の人に感謝しなければならない。
●映画を見て、中国に残った婦人がいたことを知った。
中国に残った婦人は、どのように生き延びたのだろうか。
中国のひとに助けられて生き延びられた方も多くいたと思う。
●中国のひととなかよくなることを希望する。