18/6/25 那珂市本米崎
上宮寺定例法話 真宗本願寺派。
佐野 明弘(石川県 光闡坊)先生。
光闡坊 加賀市山田町
吉崎の近く。
禅寺で8年位修行。
自分を確立するものがなかった。
本願によってうけとめられている自分。
異義。
私の受けたもの異義。
海 真の信心。
私 私の 信心 異義。
大経和讃。
真仮についてうたっている。
念仏うけとる。
むずかしい。
念仏は出会うもの。
聞く。
思いがけずに聞くもの。
私は念仏者。
万善諸行。禅。
自分を出発点。
流転三界
楽⇔苦
良いと思ってやってきたが、まよいかせ深くなっている。
末法。
軍事費。
世界では4分(40秒?)に1人が自殺している。
わたしが
うまくいかない
救われない。
わたしは
迷いから離れることができない。
如→私。
念仏申すべき。
一子地。平等におさめる。
信心を得る。
阿弥陀仏。
一子地により平等になる。
阿弥陀仏のさとり。
無辺光。
12番本願。
光明。
中心をもたない。
一人ひとりを中心にすると無限大の円。
光明無量 中心をもたない。
■講師の先生の話とは別に、
恩讐の彼方にが話題になっていた。
市九郎は、主人中川三郎兵衛の愛妾お弓と密通する。
主人に知られ手討ちされそうになる。
か、逆に主人を殺す。
市九郎は、お弓と逃げる。
中川家は断絶となる。
市九郎とお弓は茶屋をはじめる。
が、裏の稼業は旅人を斬り強盗。
市九郎は、若い夫婦を殺した時、
自らの罪業とお弓の悪行に恐れ、お弓と別れる。
真言宗の寺で出家、了海と名乗る。
修行の後、行脚の旅に出る。
豊前国に入った市九郎は、交通の難所で、
亡くなる人が多いことをしる。
罪業の懺悔のために、
難所の岩場を掘り道路をつくり、
事故をなくす誓願を立てる。
近在の人々は、
岩場を掘ることは困難なことを知っていた。
人々は、ひとり石を掘る市九郎を狂った僧と思った。
市九郎は、
誓願成就のため少しずつ石を掘っていった。
年を追うごとに少しずつ掘り進んだ。
人々は、何度か石工を雇って力を合わせようとする。
が、難工事のため長続きすることはなかった。
市九郎は、一人で掘り進んだ。
18年目の終り、藩で石工を雇ってくれた。
三郎兵衛の子、中川実之助は、父が死んだ時3歳。
13歳で父の死の顛末を知る。
その後、柳生道場で免許皆伝。
仇討ちのため、諸国を遍歴する。
豊後の国で、市九郎の存在を知る。
市九郎は、
親の仇を名乗る実之助の前で、斬られようとする。
石工により、道が開通するまで仇討ちを延期する。
実之助は、仇討ちを早めるため、
市九郎・石工たちと石を掘った。
市九郎が掘り始めてから21年目に道が開通した。
市九郎は実之助に討たれようとする。
実之助は、
市九郎が経をとなえながら石を掘る姿に心打たれる。
実之助は仇討ちの心を捨てる。