16/3/12 笠間市 愛宕神社〜団子石。
スカイロッジ近くのミツマタ
見晴らしの丘からみる
鐘転さんへの道・・・今回は行かず戻る。
南山展望台からみる
南山展望台
イヌシデ
愛宕神社
愛宕山開山徳一大師宝塔
碑には以下のようなことが刻されていた。
愛宕山開山徳一大師宝塔副碑
愛宕山は密教系修験道の霊山である。
開創は、大同元年(806年)、
筑波山知足院開基 徳一大師と伝承される。
平安時代初期である。
徳一大師は、恵美大臣仲麻呂の子といわれる。
法相宗に属し、
伝教大師(最澄)、弘法大師(空海)と法論した。
法相の正統と密教的戒律を強調した。
異能の名僧といわれ、
弊衣粗食に甘んじ東国を遊行、
各地に足跡を残した。
常陸国筑波山知足院中禅寺、
または会津慧日寺にて生涯を終えたといわれる。
銘文 解読
正面 開山徳一大師
一面
若し人福を此の塔に求め至りて、
一華一香を以って、
礼拝供養し右続すれば寿福祈らずも自ら増す。
二面
怨家盗賊自ら亡び、呪詛譲ずして忽ち散ず。
賢男美女自ら生まれ、
願うところ意に任せて満ち足りる。
三面
若し人暫し是の塔を見れば、
能く一切の災難を除き、
無量の罪滅す。
(会津勝常寺・桜川市月山寺は徳一大師開基)