12/9/29 つくば市苅間 飯塚伊賀七生誕250周年記念企画展・講演会。
つくば市役所 つくば市庁舎1階情報コーナーで、
谷田部出身、
江戸時代の発明家といわれる
「からくり伊賀七」飯塚伊賀七さんの企画展がおこなわれた。
つくば市市制25周年、
飯塚伊賀七さん生誕250年の記念企画。
また、演題「からくりの歴史と飯塚伊賀七」鈴木さんの講演。
お茶運び人形の実演。
つくば市役所。

展示模様。
大きな時計やそろばん、
地図の測量に関するもの、
伊賀七さん設計の建物などが、展示されていました。

講演会。お茶運び人形。

講演会。
からくり人形があり、
現在のロボットがある。
ロボットは武器をもっていない。
機械だが、こころを持ったロボットとしたい。
日本の社会は、
ロボットに親しみを感じ、
違和感のないものとして受け入れる風土がある。
欧米では違う。
ロボットに
人間や動物のような生物的イメージを求めることはない。
かつて、(ペット用?)ロボットを売り出したとき、
日本はすぐに売りきれた。
買った人は、
それぞれのこのみで、
服を着せたりしている。
欧米では、
犬などの生きたものがいるのに、
なぜロボットが必要か、
いらない。
欧米でロボットは売れない。
日本人は、
江戸時代から続いている「からくり」の伝統が、
人間のように振る舞う人形に愛情を感じる風土がある。
ロボットは機械だが、
愛情をもって接していきたい。
文字をかく「文字書き人形」がある。
・・・日本の人形は、
特定の人向け、
たとえば殿さま向け、ではない。
からくり人形は、
普通の人が見て楽しめるものとして考えられ、
つくられてきた。