12/7/27  水戸市内原 地蔵院  真言宗智山派。
東光山地蔵院 
1428年 宥賢ゆうけんによって開山。
本尊 地蔵菩薩。
1919年に落雷で焼けるまでは、
本堂、薬師堂、庫裏、山門、
如意輪観音堂、馬頭観音堂があった。



馬頭観音







観音堂



淡嶋堂あわしまどう  
淡嶋明神  
和歌山県和歌山市加太の淡嶋神社を総本社とする。
祭神 少彦名命すくなひこのみこと。
婦人病治癒を始めとして安産・子授け、
江戸時代、女芸一般の守り神となった。
和禮われたのむ 人のなやみを 救わじは
世に淡嶋の 神といわれん




■長田観音御詠歌  
幾く代も 永く経ぬらん 長田山
駒の手綱に 結ぶちかひを

■地蔵院御詠歌  
いつの世も 苦を身代りて 救はんと 
抱きしめ給ふ 大悲の袖に

■満蒙開拓殉職者之碑
♪♪ 我等は若き 義勇軍  
祖国の為ぞ 鍬(すき)とりて  
万里涯なき 野に立たむ  
いま開拓の 意気高し♪♪ 

平和と勤労を愛し、
不毛の地、
旧満州大陸の荒野を拓き。
五族協和の理想のもと、
王道楽土建設を夢見た。
大陸に渡り、
理想の夢が花咲くかに見えた矢先、
8月9日の大悲劇に巻き込まれた満州開拓民、
(内原訓練所出身の)約8万人。
地蔵院には、
1945年より、
引揚者が終わる1950年の間、
引揚者の何人かの胸に抱かれもどってきたが、
出身地不明のため、
帰山出来ぬ35柱を集骨安置した。
その後 
内原拓友会による「ふるさと探し」により
21柱が帰山した。
現在、地蔵院には、その分骨と、
帰山出来ぬ実骨が合祀されている。
1983年11月  義勇軍内原拓友会建立。

忠魂碑  
日清戦争、日露戦争、満州事変、日中戦争、太平洋戦争で
祖国の為に命をささげた戦没者の英霊が祀っている。