12/2/19 常陸大宮市下小瀬地区
 大根田願入寺跡。

大根田願入寺とは…
親鸞の孫如信(1235-1300)が、
最初に草庵を開いたのは
福島県石川郡大殿町竹貫。
「大網御坊」といった。
西白河郡泉崎村北平山にあったというはなしもある。
「大網門徒」という門徒集団が生まれた。
如信は、その後、
茨城県久慈郡大子町金沢地区(法龍寺)に移る。
その後、願入寺と名前を改める。
1446年、戦乱をさけ、
金沢地区より小瀬地区(大根田願入寺跡)に移った。
そして、この地に「大根田門徒」が形成された。
その後、願入寺は荒廃し、
東海村石神、
那珂市菅谷、
常陸太田市稲木、
那珂市額田森戸、
常陸太田市久米と移る。
光圀によって
磯浜(大洗町)に寺領を寄進・再興され
現在に続いている。
成就院(じょうじゅいん)  
成就院は、願入寺移転後の、真言宗のお寺。
約300年間地域の菩提寺となった。