11/5/5 筑西市田町甲 板谷波山記念館
波山の生家
作品展示建物
まる夫人卒業制作「梅花鳥禽刺繍額」
観音聖像
日中戦争による下館出身の戦没者の遺族におくられた。
田端の工房の再現
三方焚口の倒焔式丸窯
●波山について
1972年茨城県下館市(現、筑西市)に生まれる。
1887年に上京。
東京・田端に住み活動。
●まる夫人について
1870年に河沼郡坂下村(今の会津坂下町)に生まれる。
東京の共立女子職業学校(今の共立女子学園)に入学、
裁縫、日本画を学ぶ。
瓜生岩子に私淑。
1893年、会津若松に戻る。
創立者のひとりとなる
会津女子職業学校の主任教師として裁縫、手芸を教える。
会津女子職業学校は、県立会津高等女学校の前身で、
今は福島県立葵高等学校となる。
1895年、瓜生岩子の媒酌で、板谷波山と結婚。
号は玉欄。
●瓜生岩子について
1829年に今の喜多方市に生まれる。
明治時代の初めに社会慈善家として活躍。
女性で初めての藍綬褒章を受賞。
●下館の和菓子屋さんには「鳩杖」の最中を売っている。
「鳩杖」は、下館の高齢のかたに波山から贈られた杖。