10/5/22他 栃木県真岡市高田 専修寺せんじゅじ 真宗高田派。
高田山。真宗高田派本寺。
親鸞自身が創建した唯一の寺。
真沸の開基。 7年間親鸞が居住した。
専修念仏の根本道場。
三重県津市にある真宗高田派本山より住職はこられる。
住職は輪番。
太鼓橋と大門(総門)
大門(総門) 茅葺 四脚門。
ただ一つ 残る古へは 草葺く門
つつましやかに ここに興りし
土屋文明
通用門
山門。総けやき造り二間四方の桜門。
対面所にある 阿弥陀如来さま。
対面所では、お寺の方にお茶をごちそうになり、
いろいろと教えていただきました。
ありがとうございました。
如来堂。
本寺の本堂。
五間半四面総けやき。銅板葺き。
1701建造。元禄時代。
本尊一光三尊佛が安置されている。
如来堂から山門をみる
御影堂みえいどう
間口十三間。奥行十一間半。
如来堂とともに、大棟の菊の紋章は門跡寺院の格式をあらわす。
宗祖聖人の御影、第二代真沸上人、第三代顕智上人の像が安置されている。
親鸞聖人は、1876年 明治天皇より
見真大師けんしんだいしの諡号を追贈される。
御影堂にあった詩。
長き夜や心の鬼が身を責める
私が如来と対話できるのは お念仏という共通の言葉があるからだ。
今こうして在ることの不思議を拝む
祈りたき心のおこる寒空に
よもすがら立ちもう姿尊し
まことの信心の人をば
諸仏とひとしと申すなり
国際時代にふさわしい
人権意識をそだてよう。
善いことも悪いこともする私
善いことばかりしている顔している私
人間の愚かさは
あらゆるものについて
答えをもっていることだ
うれしいときでも
悲しいときでも
自分の人生はそこにある。
あさましや
さいちの心の火の中に
大悲のおやは寝ずのばん
御影堂から御成門・庫裏をみる。
太子堂。三間四面の堂。
涅槃堂
釈迦如来涅槃像。
元禄時代の作。お身丈3m。
御成門
むくろじ(無患子)。
種子は羽根つきの羽根の球に使われる。
「子が患わ無い」という意味で羽子板が無病息災のおまもりになった。
(説明書より)
境内をきれいにされていた、おじいさんが、
笑いながら話しててくれました。
檀家の方が、お寺の手入れをされている。
住職さんは輪番でかわる。
しかし、檀家は輪番制でなく、替わる人もなくなかなか大変・・・。
人間は「あ」ではじまり「うん」で終わる。
お寺や神社にはこのヒントが在る。
[お寺は、仁王さま。神社は、狛犬。
どちらも、口のあけているのが「阿あ形」、
口を閉じているのが「吽うん形」。
ふたつあわせて「あうん」という。阿吽の呼吸]
鐘楼
柱には彫刻が施されている。
絵柄は、すべて異なっている。
白鷺池
鼓楼。二間四面袴腰付きの入母屋造り。
直径1mの太鼓がある。
風致林
祖廟(御廟)。
親鸞聖人の御真骨を納める。
両側に真沸、顕智上人の墓。
般舟石(はんじゅせき)。
1225年 親鸞聖人が野宿した場所。
石の上に寝ていたとき、
明星太子から専修寺を建てるよう夢でいわれた。
姥ケ池うばげいけ。
専修寺を造っているときに、親鸞聖人の使用した水の場所。
当時は周囲が山だった。片葉の芦が生える