9/12/18他 常陸大宮市鷲子とりのこ 照願寺 真宗大谷派。
毘沙幢山無為院びしゃどうざんむいいん。二十四輩 第十七。
開基は、1222年、鷲子房。俗名、高沢氏信。高沢城主。
観音の夢告と父の遺言により、
常陸・稲田に親鸞を訪ね、教えをうける。
念信という法名を賜った氏信は、
那珂小舟の地に草庵を建てる。
親鸞も6度その地を訪れたという。
その後、寺基は毘沙幢(市内小舟)→
1300年、春丸(市内鷲子)→
1490年、現在地に移る。

親鸞聖人 見返りの桜。
1228年、珍しいことがおきた。
親鸞が訪れようとしたとき、
本堂の桜はまだ時期が早く、前日まで花は開いてなかった。
翌日、親鸞が訪れると満開となっていた。
親鸞は喜び、桜の花を振り返りながら、念仏を唱え続けたという。
(茨城と親鸞より)

山門。毘沙憧山びしゃどうざん

本堂













鐘楼

親鸞聖人行脚像。
倶会一処くえいっしょ。
阿弥陀仏の極楽浄土に往生したものは、
浄土の仏・菩薩たちと一処で出会うことができる。

太子堂

太子堂に安置される聖徳太子木像。

聖徳太子立像

念信坐像

親鸞聖人絵伝。



真宗大谷派 宗円寺そうえんじ。
照願寺の中門を入る左側にある。
もとは、初原村(大子町)にあった。
光圀のときに、お寺の整理が行われ、現在地に移った。
現在の中門と鐘楼は、そのとき持ってきたもの。