9/12/5他 那珂市本米崎 上宮寺じょうぐうじ 真宗本願寺派
楢原山正法院。二十四輩、第十九。明法房。
1221年、明法房の創建。
山伏、弁円は、常陸・板敷山に居し、親鸞を害そうと稲田の草庵を襲う。
親鸞の尊顔に会った瞬間、心を改めて弟子となる。
明法と名のることとなった。
その後、明法房は親鸞のそばで、給仕を怠ることがなかった。
(東本願寺ホームページより)



親鸞上人像

本堂





菩薩閣





鐘楼

弁円の真似をする人は多けれど、明法房となる人ぞなし。
人をねたんだり、
憎んだりした心で生きている人は、たくさんいると思います。
そういうおのれに気づき、阿弥陀如来にぬかずき、
念仏をとなえる念仏者になる人は少ない。
(上宮寺ホームページより)

明法房の墓。
光明遍照。
阿弥陀仏の身からでる慈悲の光は、
十方世界を遍(あまね)く照らす。
念仏する衆生を救い取って見捨てることがない。

修験刀。弁円が使用した。

ほらがい。弓。頭襟(ときん)(山伏がかぶる帽子)。
額の上に載せるように着用。
山中で悪い病気を防ぐ効果があるといわれる。