9/11/3 常陸太田市 東金砂神社田楽舞。
県指定無形民俗文化財。 
田楽は稲の豊饒を願い田植の際に奏でられた。
東金砂神社に継承されている。
演目は「四方固」「獅子舞」「巫女舞」「三鬼舞」の4段。
舞台設定は、左右に竹を立て、しめなわを張る。
第3回甲斐武田氏発祥の里まつり、ひたちなか市で行われた。

神猿が、でてきて餅を焼き始める。
舞台の最後まで餅を焼いている。
なかなか、愛嬌のある神猿。
面白かった。

第1段 四方固め   
猿田彦が、刀を振り舞台の四方を固め
天下泰平を祈願する。







第2段 獅子舞(ししまい) 
笑いの面、大国主命が、獅子の尾についた大鈴を振りながら舞う。
笑いの面を被った舞人が、獅子を思いのままにして振る舞う。
武力を用いずに思いやりで国を統治する様を表す。











第3段 巫女舞(みこまい)
巫子が、垂髪をつけ、頭には天冠を冠り、
両手には神楽鈴を持ち舞う。
神様を慰める舞。









第4段 三鬼舞(さんきまい)
赤頭に赤、黒、青の鬼が舞う。
赤鬼は松明、黒鬼は斧、青鬼は金棒を持つ。



最後に、三匹の鬼が集って耳打ちをする。

赤鬼が松明を照して護摩餅に近寄る。
青鬼が護摩火を焚く神猿を金棒で追い払う。

黒鬼が斧で護摩餅を切る真似をしてから小脇に抱えて持ち去る。

神猿は、餅をもっていくなと鬼の足に手が・・・。

神猿は、餅をとられ泣く。

餅のやけ具合により色々と占った。
最後に見物席に餅がばら撒かれる。
残念ながら拾えなかった。
また、お札も配られる。
はじめて近くで見ることができた。
大変得をした気持ちになった。