9/9/25 常陸太田市天神林町 佐竹寺 真言宗豊山派。 
山号 妙福山。 
985年、花山天皇の勅願により元密上人が開山。
常陸国を支配した佐竹氏代々の祈願所。 
本尊 十一面観音像。
最盛期には六支院と三ヶ坊を有した。
関ヶ原の合戦の後、佐竹氏の秋田移封により衰退。
水戸光圀以来の水戸藩の仏教弾圧政策により衰退。
明治時代の廃仏毀釈より荒廃。
無住の寺となる。
お寺の方の話では、
現在本堂といっているのは、
かつては本堂ではなかった。
**堂といって仏像を安置している堂だった
・・・と話されていたような・・・。
本堂はもっと大きかった?
山門  
扁額のうえに佐竹氏の家紋「扇に月丸」がある。

仁王さま









本堂は茅葺、寄棟造り。 
正面中央に唐破風をあげている。
佐竹氏の家紋「扇に月丸」がある。
正面の火頭窓や柱や組物など
桃山時代建築の先駆とされる。