9/7/25 岩手県西磐井郡平泉町 高館義経堂たかだちぎけいどう
義経終焉の地  判官館

高館展望説明図 
北上川・束稲山たばしねやま・衣川古戦場  
奥州平泉にはかなく散った若き英雄・義経。
この景観に心熱くし、風の声を聴く。
(パンフレットより)

北上川

束稲山たばしねやま

義経堂

義経像 本尊 木造

義経主従供養塔



3代の栄耀一睡の中にして、
大門の跡は一里こなたに有。
秀衡が跡は田野に成て、
金鶏山のみ形を残す。
先高館にのぼれば、
北上川南部より流るゝ大河也。
(中略) 
「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」
と笠打敷て時のうつるまで泪を落し侍りぬ。
夏草や 兵共が 夢の跡 芭蕉
(パンフレットより)

頼三樹三郎の漢詩碑があった。  
要旨(説明板より) 
舟で北上川をさかのぼった。
藤原氏からの600年は一瞬の夢におもわれる。
判官館と衣川、
義経と頼朝、
平泉と鎌倉の悲しい間柄。
3代、100年の間、豊だった土地、山や川は荒れはてた。
ただ義経主従への想いが悲しくよみがえる。
すべてが鎌倉幕府になびいた
歴史の浮き沈みのはかなさを想う。
夕日の影は、古塔のあたりに落ち、寂しい。