9/1/12他 茨城県那珂市額田南郷 阿彌陀寺 真宗大谷派。
定信房の開基。
大山禅坊阿弥陀寺。
阿弥陀寺は浄土真宗二十四輩本蹟十四番の寺。
1214年、親鸞は、那珂の西群大山の地に
念仏の道場を開く。
法然上人追悼法用を勧める。
親鸞聖人は越後から関東の地に移る。
1215年、常陸・那珂西、大山に庵を結ぶ。
これが当寺の始まり。
翌年、京都三井寺から来た定信房が聖人に帰依。
後に親鸞が京都へ戻るとき、
定信房に大山の草庵を譲る。
1391年、領主の請によって現在地へと移転。
大伽藍を誇ったが、幕末の天狗党の乱によって焼失。
親鸞の高弟・直弟等453人の名前を記した
「太祖聖人面授口決交名記」が寺宝。
額田城の守護寺。
現在の住職は、27代。
山門 二階に梵鐘がある楼門
本堂
大山禅坊
親鸞聖人像
住職のお母さんの話。
今年の、銀杏の葉はなかなか落ちない。
少し暖かいからか。
霜が降りると、葉は一度に落ちる。
阿弥陀時は、もとは額田城のなかにあった。
堀は埋めた。
もっと土地は広かったが、
農地解放で処分して現在のかたちとなった。
それでも広くて、手入れが大変。
片手に鎌をもってのたちばなし。
親鸞さまは、偉い。
最近、いろいろと勉強をしている。
歎異抄なども読み返している。
銀杏はオスで実がならない。
昔は、多くの方が団体でこられた。
四国あたりからもきた。