2008/1他 那珂郡東海村村松 村松山虚空蔵尊 真言宗豊山派。
伊勢の朝熊山、会津の柳津と並んで
日本の三大虚空蔵のひとつ。
平安時代の開山。
弘法大師の作といわれる虚空蔵菩薩が本尊。
菩薩は福徳智能を授け、
厄除け、開運の守り本尊。
徳川家康や徳川光圀などの尊信が厚かった。
「十三詣(まい)り」、
13才の子女が参拝すると知恵が授けられるといわれる。
七五三のお参りも多い。(説明板より)
村松虚空蔵尊近くの景色
手水舎
仁王門と仁王様 仁王門
右の仁王様 昭和45年に復元
左の仁王様 昭和45年に復元
配置図(案内板より)
開運堂
鐘楼堂。 1980年再建。
本堂。1913年復元。
11/1/3
本堂裏。 絵馬が多い。
本堂側面
本堂側面
大客殿
安産地蔵尊
鍾馗霊神堂
三重宝塔 最近復元。2008年1月撮る。
2009年8月撮る
暮鳥詩碑
おう土よ 生けるものよ その黒さには 太古のかほりが ただよってゐる
録暮鳥詩 犀星 昭和十四深秋
三重宝塔前の右側に、
暮鳥(1884〜1924年)の詩碑がある。
碑に刻まれているのは暮鳥の死の
1年前の1923年に発表された詩。
ふかいふかい松林の中に
一すじの細逕がある その道のほとり けふ そこをとほると
−おう、土よ、生けるものよ その黒さには太古のかをりが―
その一つの窓によって 自分は大地を信ずるのだ
− 詩の『黒い土』の一節で、
遺稿詩集の『土の精神』にある
1937年 詩碑の建立を、村松村長・村松山主ら、
暮鳥を敬慕する人たちが計画
1939年 萩原朔太郎・室生犀星に
碑のせん文と書を依頼したが、.
戦時下のため中断
1972年 この書が照沼家より見つかる
1976年 水戸暮鳥会などにより建立
碑のせん文萩原朔太郎
(2001/02/25号 広報とうかいより)
奥之院。 1913年復元。
奥之院
出世稲荷堂
晴嵐の碑
近くの砂浜
2008年元旦