6/7/23 笠間市 笠間城
山城 
水戸方面より車でいく。
インターネットで調べた地図が頼り。
50号線を運転していたら、「笠間市街」の看板。
とりあえず左折し、山を目指す。
途中適切な案内板等目に入らず、何となく運転。
「佐白山公園」らしき案内板を見つける。
車で進むが、道が狭くなり、不安になる。
それでも進んでいくと、
「大黒石」といわれる石が道路に現れた。
「大黒石」前に駐車できる場所があり、いったん停車。
車を降りて徒歩で道路を歩く。
しばらく歩くと、「大黒石」を通り越したところの道路は続いており、
笠間城のあった山の近くに駐車場があることがわかる。
車まで戻り、笠間城のあった山の近くに駐車場まで運転。
●大黒石
鎌倉時代の初めに、佐白山の僧兵と、七会の僧兵が争っていた。
佐白山の僧兵は、戦いに敗れ、
佐白山頂近くまで逃げ延び、山上にあった大黒石をころがした。
七会の僧兵は、大黒石の下敷きになり多くの死傷者がでた。
佐白山の僧兵は危く難を逃れることができたといういい伝いがある。
(案内板より)

笠間城のあった山の近くに駐車場 
史跡 「千人溜まり」が駐車場になっている。
有事に、多くの武者が一度に集合する為の場所といわれる。 
周りは勾配のきつい山。



笠間城について
佐白山は、「お城山」ともよばれる。
鎌倉時代、笠間地方初代の領主 笠間時朝により築かれた。
明治まで地方政治の中心地であった。
城の地積は、1万6千m2といわれる。
曲輪には、白壁の塀をまわし、出入口を城門を固めていた。 
典型的な山城、「桂城」ともいわれる。
(本丸にあった説明看板)

「千人溜」から笠間城入り口「大手門」へ続く入り口 
うっそうと茂った木、なんとも怖い。

入り口にあった注意の看板  
うっそうと茂った森、
本当に何がでてきても不思議でない雰囲気がある。
イノシシが途中ででてきたらどうしたらいいのだろう?

「千人溜」から「大手橋」「大手門」があった。 
案内看板 他に案内看板なく、
この案内看板には大変感謝!!

大手門跡

石垣の間から木がでている。 
笠間城石垣では、
このような石垣の間から
木がでている場所がいくつかみられた。

「中門」をはいると「帯曲輪」をとおり
「二ノ門」を入り「二ノ曲輪」があった。 
苔むす石段。

鬱蒼とした木々と後から作ったと思われる道路、
車が一台通れるくらいの幅がある。

石垣跡とおもわれる。

本丸説明看板 助かりました。

本丸跡

二ノ曲輪「玄関門」から「本丸」に入ると「座館」があった。 
「座館」跡辺りと思われるところに石碑がふたつあった。
歌が詠まれていたが、
石碑の周りは茂み多く近寄りがたい雰囲気があった。

本丸跡を説明する石碑

本丸「東櫓門」から「天守曲輪」に通じる。
写真で見ると歩いていけるように見える。
しかし、とても怖い雰囲気で、前に進めなかった。
近くに説明看板があったのだが、
草木のため看板はちょっと見にくい位置にあり、
現在位置をはじめ全体の配置が良く理解できなかった。
帰宅し写真を整理していて、
天守跡へ行かなかったことが大変残念。
でも、この場所は、変な虫が顔、耳、首あたりに飛び交い
蒸し暑く、薄暗く、くもの巣などがありそうで、
イノシシでもでてきそうなちょっと怖い雰囲気。
日を改めてもう少し気象状態の良いときに訪れたい。

本丸に、「宍ヶ崎櫓」「八幡台櫓」
天守曲輪に「殿所櫓」を配置していた。
「八幡台櫓」跡

「八幡台櫓」付近からの展望

「八幡台櫓」付近

正面あたりが筑波山?

本丸「八幡台櫓」と「宍ヶ崎櫓」の間

「宍ヶ崎櫓」のあった跡付近

本丸「東門」から「裏門」をとおり「玉 ノ井」にいく。
「玉ノ井」 山城では貴重な飲料水

「玉ノ井」付近  木が多い 倒木もある

「三ノ曲輪」、「木柵」「黒門」等も設けられていた。

「三ノ曲輪」、「木柵」辺りの木々