1994/12 東照公遺訓。 人の一生は 重荷を負うて遠き道を行くが如し 急ぐべからず 不自由を常と思えば不足なし 心に望みおこらば 困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思え 勝つことばかり知り 負くる事を知らざれば 害その身に至る 己れを責めて人を責むるな 及ばざるは過ぎたるに勝れリ 東照公遺訓