94/9/25 カイロ市内 ムハマド・アリ・モスク
ムハマド・アリ・モスクに行く。
雪花石膏の美しい建物。
1830年に建設されはじめた、
ビザンチン=オスマン・トルコ様式の壮麗なモスク。
完成は1857年。
ミナレット(尖塔)は、高さは80mを超える。
四角い礼拝所を巨大なドームが覆っている。
エジプトはイスラム教徒の国。
信仰の場であるモスクの中へは入り口で靴を脱いで入る。
金曜日の昼は多くの人が礼拝にこられる。
モスクの中では正座してMさんの話を聞く。
神聖さが求められる雰囲気が漂っている。
52mの高い天井から下がった、
いくつものモスクランプが大変きれいだ。
天井、壁等には綺麗な彩色が施されている。
思わず頭に中国の天壇公園が浮かんだ。
天壇公園にあった彩色と非常に良く似ている。
内部の装飾も大変きれいで印象に残る。
モスクの近辺はもうすぐ砂漠といった感じ。