93/6/11  桂林 漓江下り
広西チワン族自治区
「竹江船つき場」より「陽朔」まで3時間半くらいの船下り。
桂林は幻想的な東洋の景勝地として
人々の旅情を注いでいるといわれている。
自然の織なす山水の美しさで、
六朝以来多くの文人墨客に愛されている。
桂林山水甲天下 陽朔山水甲桂林 
桂林の風景は天下一 陽朔の山水は桂林第一 
と称されてきた。
漓江の流れと両岸にそびえたつ岩山の奇観は南画そのまま。
古来、中国の山水に親しんだ日本人には
懐かしさを覚える風景であるといわれている。
今回の旅行で少し期待感のあった漓江下りに朝から出発。

ホテルからバスで1時間くらいの所に船の乗り場がある。
途中は結構のんびりしたところを車は行く。
飛行場の近く、正確には、空軍の近くを通った。
道路には、牛が歩いていたり、
たんぼには、稲が植えてあり、水は豊富にある。
景色を眺めていくうち結構飽きずに「竹江船つき場」に着いた。
ホテルから船着場までの道は専用に作ったようにで、
他の道路とは、少し違っていた。
揺れも少なかった。
「竹江船つき場」より「陽朔」までは3時間半くらいの船下り。





船が走りだしてしばらくすると、
既に景色は山水画に描かれている景色。
おもしろい形の山が次ぎ次ぎと現われる。
船の上ではんこを作る人が乗っていた。
作ってもらった。
大変上手だ。



最初見知らぬ外国の婦人に写真を撮ってもらう。
そのあとは景色を撮ったり、
ツアーで一緒の人の写真を撮ったりした。



水は、雨が降った後とのことで濁っていた。
船内は1階に、イスとテーブルがあり、食事ができる。
イスはソファーで座りごこちは良い。
船内で昼食、おいしかった。
タニシの料理がおいしかった。













船をおりる。
船をおりたところに鵜を持ったおじいさんがポーズを決めて立っている。
写真を撮ると¥1,000−取られるとのこと。
写真を撮らずにバスに乗る。
バスの駐車場には、相変わらず「センエンサン」がいる。
中国に限らず東南アジアでは、多く見られる光景らしい。
バスから見る山々の景観も、船下りとは違ってなかなかおもしろい。
バスの中から少し多く写真を撮ってしまった。