93/6/9 西安 西門   
シルクロードの出発点。
いったん城門を出ると、
西域で荒野が広がっていた。
以前までこの門は、
日の出を待って開けられ、日没前に閉められた。
鍾楼をバスの中より見て西門を見に行く。

鍾楼



西大街と北大街の交差点にある。
四方にアーチ型通路。
煉瓦造りで台座上に建つ外観3層、
内部2層の重軒復屋式鐘閣。
1384年、明の太祖のとき、
時鐘の楼として都の中心広済路に建てられた。
1582年、神宗の代に現在地に移築された。





西安が長安と呼ばれた唐代には、
シルクロードの出発点。
西安の現在の城壁は、明代に再建したもの。
唐長安城の約6分の1。
西門はいくつかある門のうちのひとつ。
城壁は厚くとても丈夫。
今度、城壁の上でマラソン大会を開くとのこと。
マラソン大会をやることがうなずける。
城壁は一時壊したところもあった。
しかし、現在は作っている所もあると
言ってたような気がした。