00/5/20 03/3/29他    茨城県那珂郡東海村石神内宿    長松院   曹洞宗。
住吉山長松院吉祥寺。
石神城主小野崎氏の菩提所。  
1487年、領主小野崎越前守の保護により
曹洞宗通幻派の雲渓道端が開山。





墓碑と供養塔  
石神小野崎氏の墓碑 00/5/20

03/3/29

本堂前庭に石神城合戦戦死者の供養塔がある。
塔の下には大量の経石が埋められている。

現在寺堀という小字があり、
墓地内にかつて大きな堀があり
この区域も石神城の防衛を担っていた。
本堂には石神小婦崎氏の位牌が安置されている。
観音寺跡

かつて石神内宿のV郭内に
真言宗醍醐寺報恩院末寺の観音寺があった。
この寺は石神内宿の荒神社の別当寺であった。
幕末の天保改革で取り潰された。
石神外宿 外宿は陸前浜街道に沿った商業地である。
ここに石神城の鎮守である住吉神社が建立されたが、
もとは住吉山長松院の近くにあったと思われる。
この神社は内宿の鎮守となっており、
外宿の鎮守は石神社となっている。
願船寺は1214年、佐竹氏の保護により
天台宗の慈慶坊甕範阿閻梨が開いた。
尭堯は1219年、親鸞の弟子となり名を定信坊と改め、
寺は浄土真宗となった。
「寺社開基帳」には
1559年、石神城主小野崎越前守の
御台(夫人)の菩提を弔うため
建立されたとある。
寺の脇に
寺の娘で城主の奥方を祀ったという別当山がある
(別当山古墳)。