「飛行場炎上」 筑波航空隊、友部飛行場
是永仁 68歳 岩間町在住。
昭和20年6月23日
午前10時(推定)
朝日を浴びて夏雲に、
となりの町の飛行場。
青く光る弾道の、
耐えることなく打ち続き、
大きな機体は災上し、
焦土と化して草も木も。
ピンチの後にチャンスあり、
リンゴの歌に誘われて、
自由と平和を追い求め、
訴え続けて五十余年。
昔の姿、
今はなく、
新世紀の声だけが緑の風に乗せられて、
広い跡地に聞こえてくる。