●新いばらき新聞 2002/10/11掲載記事より。
「空襲体験」若者に「描く会」が絵画展開催 県総合福祉会館。
戦争体験者の心象風景を描いた「空襲体験の絵」展示会。
水戸市老人福祉センター葉山荘「空襲体験を描く会」主催
12日まで、同市千波湖の県総合福祉会館1階で開催されている。
戦争を知らない若者たちに
歴史的な事実を絵画を通して伝えたいと、
同市見川町在住の松永朔郎さんの呼びかけに
賛同した25人の作品、
計29点が展示されている。
「描く会」の発起人でもある松永さんは、
8月ごろから同展の開催に向け、
タウン紙などでメンバーを募り準備してきたという。
出品者は、63歳から91歳まで。
それぞれの作品が絵に説明をつけており、
描かれている空襲体験地も
九州や四国、関東など全国にまたがっている。
松永さんは
「映像や写真でなく、
戦争を体験した人たちの心の目を感じてほしい。
若い世代にぜひ見に来てもらいたい」
と話していた。
時間は午前9時から午後5時ごろまで。 無料。