●朝日新聞 2002/10/18 「戦渦を生きた経験を次代に」
「空襲体験の絵」展示会を企画し、
とりまとめ役を務めた水戸 松永朔郎さんとして紹介された。
(以下新聞記事から抜粋)
有事法制や他国の戦争のことが
「他人事のように」議論されていると感じ、
身近にあった戦争について、
若い人たちに知ってもらおうと、
空襲体験者らの絵を集めた。
描き手を募るビラを作り、
知人に手伝ってもらって数100枚を配り、
市内外の約20人から、30点ほどの作品が集まった。
松永さん自身、45年3月10日の東京大空襲を体験した。
会場に置いたノートには、
若い人たちが感じたままの素直な気持ちを書き込んでくれた。
「これからの時代は若い人たちのもの。
我々の世代が口を出すことじゃないが、
まず事実を知ってから様々なことを議論して欲しい」
と松永さん。
展示会は12日で終わったが、
せっかく集めた絵を別の場所で展示できないかと考えている。