猟罷侍臣戴酒迎　　りょうをやめ　じしん　さけをいただきてむかえ
護寒幕屋数杯傾　　ごかんの　まくやに　すうはいかたむく　
長林蕭瑟風猶怒　　ちょうりん　しょうしつ　かぜなおいかり
畳嶂灑　雪始晴　　でふしようれいちまで　ゆきはじめてはれる　
犬帯金鈴膝前臥　　いぬは　きんすずをおび　ひざまえにふし
鷹収錦翅臂頭鳴　　たかは　きんしをおさめ　ひとうになく　
四部禽尽天将晩　　よんぶのきん　つきてんしょうに　ばんとして　
秉炬何妨徐入城　　へいきょ　なにおか　さまたげん　じょににゅうじょうす
　　　　
会津史談71号　 P107