21/1/23 わたしの仏法僧。
■■■仏教とは。
仏教には仏之教・仏即教・成仏教がある。
■仏之教。
仏の教え。
釈尊の教え・釈尊の宗教。
釈尊が中心の仏教。
■仏即教。
仏すなわち教え。
教法・真理の宗教。
教法が中心の仏教。
■成仏教。
仏に成る教え。
衆生成仏の宗教。
僧伽そうぎゃが中心の仏教。

■仏教は、
仏之教・仏即教・成仏教が
一体となったもの。

■■■三帰依文。
真宗本願寺派勤行集・真宗大谷派勤行集の
最初に三帰依文の記載がある。
最初に記載があるのは大切なものだから。

■人身受け難し、いますでに受く。
仏法聞き難し、いますでに聞く。
此の身今生において度せずんば、
さらにいずれの生においてかこの身を度せん。
大衆もろともに、
至心に三宝に帰依し奉るべし。

■自ら仏に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、
大道を体解して、
無上意を発おこさん。

■自ら法に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、
深く経蔵に入りて、
智慧海のごとくならん。

■自ら僧に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、
大衆を統理して、一切無碍ならん。

■無上甚深微妙の法は、
百千万劫にも遭遇うこと難し。
我いま見聞し受持することを得たり。
願わくは如来の真実義を解したてまつらん。

■三帰依文は、
江戸時代につくられた。

■■■三宝とは。
■三帰依文に三宝に帰依し奉るべしとある。
三宝とは仏・法・僧のこと。
三宝に帰依することが大事。
仏・法・僧とは具体的には何か。
時代で異なる。
■釈尊のとき。
現前三宝。
仏・釈尊自身。
法・釈尊の説教。
僧。釈尊の弟子の比丘・比丘尼の教団。
■釈尊入滅後。
仏。絵画・彫刻などの仏像。
法。経巻・経典。
僧・僧。
■現在。
■上座部仏教。
仏・釈尊。
法・釈尊の説いた教え。
僧伽・法を受ける僧の集団。
■大乗仏教。
仏・釈尊と如来。
法・仏の説いた教え。
僧・仏弟子の集団。

■真宗門徒の三宝。
■仏・阿弥陀如来。
法・よきひとの仰せに帰依すること。
僧・聞法の道場に集う人々。
親鸞聖人は、
ただ念仏して
弥陀にたすけられまいらすべし、
よきひとのおおせをかぶりて、
信ずるほかに別の子細なきなり。
という。

■■■わたしの仏法僧。
■仏・阿弥陀如来。
■法。毎日称える
正信念仏偈・念仏和讃・回向。
御文章。末代無智の章・聖人一流の章。
浄土真宗の救いのよろこび。。
■僧。
聞法を聞くこと。
ネットで情報を得ること。

■縁あって南無阿弥陀仏の世界に近づいた。
如来の真実義を学びたい。

■念仏は阿弥陀如来が
わたしをよび給う声であり
わたしが阿弥陀如来を
よぶこえである
南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏。
念仏とは称名。

称名とは仏名を称える。
称えるのはわたし。
称えられるのが仏名。

名号は御六字。
御六字は仏さま。
名号はわたしを呼び給う
阿弥陀如来の声である。
称える私の仕事は
親さまの名を呼ぶこと。